美容皮膚科とはBEAUTY

美容皮膚科

皮膚の疾患はかゆみや痛みを伴うものだけではありません。しみやそばかす、顔の赤みなど見えるところに出ている症状は気になるものです。美容皮膚科の扱う疾患かなと思うと、なかなか受診しにくい方も多いかもしれませんが、シミと思っていたけど皮膚癌が隠れている場合や、皮膚の炎症をとることで色が目立たなくなる場合もあります。受診したら必ず治療を受けないといけないわけではなく、保険診療で治療可能な疾患もあるため、気になっている症状はご相談ください。

主な疾患

しみ、くすみ、そばかす

しみとは主に皮膚の色素(メラニン)が増えた状態を指します。これには、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)、脂漏性角化症、そばかす(雀卵斑)、肝斑、炎症性色素沈着などが含まれます。ADMではレーザーがよい適応となりますが、肝斑で同じレーザーを使用しても悪化するなど、しみの種類を適切に判断して適した治療選択が必要です。内服治療と肌を擦らないことのみで消えていくシミもあるため、拡大鏡(ダーモスコープ)も使用してどのタイプのシミか判断した上で治療を提案していきます。

ダーモスコピー

美容処置

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イボ・ほくろ

美容皮膚科のイボ相談で多いものは、首やわきの細かいできものです。小さいものはアクロコルドン、サイズが大きくなると軟性線維腫といいます。擦れる部分によくできるイボであり、小さいものであればレーザーや、液体窒素療法で治療が可能です。
ほくろは、外観や拡大鏡(ダーモスコープ検査)による診察で悪性でないことを確認します。悪性の可能性が少しでもあれば、皮膚生検を行い、診断をつけたうえで治療を行っていきます。悪性ではなく、小さいものであればレーザー治療が可能です。ほくろはしみと異なり皮膚の深い部分に病変があるため、レーザーで治療する場合は時間をおいて再発する場合があります。レーザー治療は保険外診療となります。

ダーモスコピー

液体窒素による冷凍凝固法

美容処置

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赤ら顔

赤ら顔と呼ばれるものにはいくつかの疾患が含まれます。代表的なものは「しゅさ」という疾患で、顔の中央部に紅斑と血管拡張を主体とし、ほてり感・灼熱感などを伴うことが多く、中年以降の女性に好発します。しゅさは生活習慣の見直し、外用薬、漢方薬治療があります。気長に付き合っていく必要がありますが、だんだんと症状が改善していく人が多いです。また、毛細血管の拡張により顔が赤く見えている場合では、IPLを使用することで段々と血管拡張が目立たなくなります。

漢方薬

IPL

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